【第5回】Linuxのディレクトリ階層を理解する

Linuxのディレクトリ構造をイメージしながらコマンド操作しよう!

「Linuxってコマンドを使って操作するっていうけど、何をやってるのかさっぱり分からない…」

僕が初めてLinuxを学んだ時に真っ先に疑問に思ったことでした。

Webサーバやメールサーバの専用パッケージソフトをコマンドを使ってインストールした時にどの様な作業をすると思いますか?

結論から話してしまうと、

Linuxコマンドを使ってソフト(WebサーバやメールサーバなどのLinux専用のパッケージソフト)をCentOS7の中でインストールし、追加された各ソフトのディレクトリの中にある設定ファイルを、コマンド操作で編集後、サービスを起動させることでWebサーバならWebページを見れるようになる、メールサーバならメールの送受信ができるようになるといったサービスを作ることができます。

流れを図でザックリ説明すると以下の様になります。




CentOS
をさくらのVPSで設定した時点で、CentOSのディレクトリ構造は作成されているんですね。

ミドルウェアという様々なサービス機能を持つソフトをインストールする度に、CentOSのディレクトリ構造に、導入したソフトのディレクトリと製品の設定ファイル等が追加されていきます。


Linuxの基本的なディレクトリ構成とは?


Linuxのディレクトリの特徴として抑えるべき点は、以下の点です。

・ツリー上の階層構造となっている。
・ディレクトリの頂点に/(ルートディレクトリ)があり、ルートファイルシステムと呼ばれている。
・パーティションと呼ばれる複数の部屋を用意されていて、各パーティションごとにディレクトリが割り当てられています。
図を見て何となくイメージできますでしょうか。

パスの読み方について


全てを覚えるのは時間が掛かるので、まずはrootユーザと一般ユーザでCentOSサーバにログインした時点で、どこのディレクトリで自分が作業をしているのかを意識しましょう。

現在作業しているディレクトリの場所を調べるコマンドは、pwdコマンドで確認します。
rootユーザと一般ユーザでログインした時のパス(経路)が表示されますが、違いに気づきますでしょうか?





図で表すとこんな感じになります。





rootユーザーのディレクトリのパスは、「/root」と表示され、vpsyarouユーザでは「/home/vpsyarou」と表示されてますね。
ログインした時点のディレクトリの場所をホームディレクトリと呼びます。



pwdコマンドを実行して出力されたパスについては、現在のディレクトリの位置を表していて、カレントディレクトリと呼ばれています。



また[ … @vpsyarou]$(ダラー)一般ユーザを表し、[ … @vpsyarou]#(シャープ)の記号はrootユーザを表しているため、この2つの記号でも一般ユーザと管理者ユーザのどちらを今使用しているのかを判断できます。

rootユーザのホームディレクトリはのパスは「/root」、vpsyarouユーザのホームディレクトリのパスは「/home/vpsyarou」ということになります。

さらに先頭頭についている「/」はルートディレクトリを表し、後続の「/」は、記号のスラッシュとしてディレクトリ間の階層区切りを表現しているので意味合いが違います。パスの見方に注意しましょう。



ホスト名を変更しよう!



ホスト名とは、サーバの名前のことをいいます。
現段階でのホスト名はさくらのVPSの初期設定時の名前になっているため、任意の名前に変更しましょう。


手順は以下となります。
1:
hostnamectlコマンドでホスト名を変更する。

書式:
hostnamectl△set-hostname△任意のホスト名

※△は半角スペースを表してます。
僕の場合はホスト名を”vpsyarou”にしたいので、下のコマンドを入力します。

hostnamectl set-hostname vpsyarou

2:
ホスト名を変更後はサーバを再起動することで設定が反映されます。
再起動を実行するには、shutdownコマンドにオプションの-rを付けて最後にnowを付けてあげます。

書式:
shutdown△-r△now

※ちなみにサーバを停止させるコマンドは-hのオプションとなりますのでこちらも覚えておきましょう!

shutdown△-h△now

それでは、以下のコマンドを実行してサーバを再起動してみましょう。

shutdown -r now




3:
サーバを再起動後は、通常通りログインユーザとパスワードでサーバにログインします。ログイン後、hostnameコマンドを入力して、ホスト名が変更されているかを確認しましょう。

hostname

以下の画面のようにホスト名が変更されていれば完了となります。

 

【第6回】はTeraTerm(テラターム)という無料ソフトを使用して、ssh通信によるリモート接続方法について説明します。
さくらのVPSのコンソール画面とTeraTermの使い分け方についても説明します。

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